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愛猫が与える脳への影響 ~オキシトシンの効果~

  • 執筆者の写真: nekocatlife
    nekocatlife
  • 2014年10月4日
  • 読了時間: 2分

 猫好きの人であれば誰しも体験したことがあるであろう、猫との触れ合いで安心感や幸福感を覚えるあの感覚。この時、人間の脳の中で何が起こっているのだろうか。それは「オキシトシン」という脳内物質で説明できそうだ。

1.オキシトシンとは

 オキシトシンとは、脳の下垂体から分泌されるホルモンの一種である。 オキシトシンは、出産時の子宮筋収縮や授乳時の乳汁分泌を促進するホルモンとして知られている。

2.オキシトシンはどんなときに分泌される?  親と子供が触れ合うことで、親子双方にオキシトシンが分泌される。また 親友や恋人との触れ合いでもオキシトシンは分泌される。  オキシトシンは飼育しているペットと触れ合うことでも分泌されることが分かっている。人がペットを優しくなでたり、触れたりすることで人と動物双方にオキシトシンが分泌される。  オキシトシンが分泌されると幸福感が生まれるので、人はまた同じようにペットに優しくでき、    「接触」⇒「幸福感」⇒「もっと接触したい」  という好循環が生まれる。

3.オキシトシンの効能  主なオキシトシンの効果は下記の4点である。   ①人と人とを結びつける効果   ②信頼感を高める効果   ③愛情を深める効果   ④安心感を生む効果  さらに、オキシトシンで自閉症が改善するという研究報告もあり、オキシトシンそのものが最近注目を集めている。また、オキシトシンは、健常者の子供の学習能力を高めるとも言われている。  オキシトシンの増大は、不安を軽減させ、人との接触が怖くなくなり、社交性が増すようになる。このことからオキシトシンは、うつ病や人見知りの治療薬としても期待されている。 4.猫との触れ合いでオキシトシンを分泌するコツ  猫好きであれば、猫と見つめ合うだけでもオキシトシンが分泌されるだろう。  より多くのオキシトシンを分泌するには、対象の猫を「愛おしい・可愛い・好き」と強く思うことが重要だ。 その猫の「円い目が好き」、「肉球が好き」、「柔らかい毛が好き」、「仕草が好き」といったように、具体的なイメージを持つことも、より深い愛情を湧き立たせるのに効果的だろう。  また、猫と触れ合っているときに、自分の脳内が「オキシトシン=幸福をもたらす液体」で満たされていくようなイメージをもつのもよいかもしれない。  ちなみに、私は寝ている愛猫のおなかに顔をうずめるという方法を採用している。柔らかい毛と筋肉を感じながらオキシトシンにまみれるのだ。

 
 
 

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